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オークションでの現車確認とは

2016.07.15

ファイル 310-1.jpgあまり熱心に書くのも、自己アピールするのも好きではないのですが…(営業力と文章力の欠如ともいう) 周りから 自分の仕事をちゃんと書いたらどう?もっとアピールしたらどう?等々の助言を頂きましたので、偶には熱心に書いてみようかと思います。。
 
今日は名古屋のオークションです。査定スタッフと二人で売買前に20台近く現車確認をしました。

現車確認は大雑把に言うと以下のような手順で行っております。

1.出品表に記載のない隠れた修復歴、傷ヘコミの確認
2.外装に傷ヘコミがある場合、幾らで直るかの見立て
3.タイヤの程度、下廻りの錆、腐食、ブーツ類の確認
4.オイル洩れ、冷却系統、エンジン系統の確認
5.異音がある場合、その音の特定&修理可能かの判断
6.クラッチ、AT、CVT、4WD切替の確認(走行させての確認は不可です)
7.EPS、P/W、エアコン、キーレス、モニター、ナビ等全電装系の確認
8.内装のキズ汚れ、シートの破れヘタリ具合の確認
9.タバコ、ペット等の臭いの確認
10.給油口、グローブBOX、ブレーキローターの確認 (これも意味あって)

まだまだありますが、大体これがどの車にも共通して行っている一連の確認作業です。これを二人の時は車内担当、車外担当と分担して台あたり10分、一人の時は倍の20分くらいで行っております。

それ以外にも例えばこの画像の車の場合で言えば、電子制御セレクト、メーター、助手席着座センサーetc… 国産車では考え難い要注意箇所がありますので、ここから更に神経質に確認作業を行います。 もちろん、要注意箇所は車種、排気量、装備、年式、距離に応じて全く違いますので、知識と査定能力がなければ務まらない仕事です。

 
以上、熱心にお仕事アピールしてみました。( ̄ー+ ̄)ニヤ