第1話 『俺が大だ!コカトリモン襲来 』
2006年04月13日(Thu)
各話感想
マサルのこのぶっ飛んだテンションは、一体何なのだろう(笑)
何の前触れも説明もなしにいきなりアグモンと一騎打ちのケンカです。
殴り合い(股間を蹴られても動じない!)の末、マサルさんはヘンな物体に「アニキ」と慕われてしまいます。
こういった人間とデジモンの関係、かなり新しい。
施設から抜け出してきたアグモンを匿ったり、デジモンは専用の餌しか食べないと知らされてお腹がすいているアグモンのためにDATSに行くことを決意したり、今の時点でのマサルさんはアグモンに対して友情と云うよりは「人情」で動いている感じです。きっと捨てられた子猫とかに懐かれると放って置けないようなあんちゃんなんですよ。連れ戻しに来たヨシノたちから、アグモンを背負って逃げようとするなんて、マサルさん、漢(おとこ)だなぁ…!アホだけど!
そういえば、一話でいきなりこと細かく主人公のプロフィールが公開されましたね。そんなところところだけミョーに親切だ!(笑)
アグモンはホント可愛いですよね。施設から広い世界に飛び出せた開放感と、カッコイイ兄貴に出会えた嬉しさで、楽しくて仕方ないとはしゃいでる男の子そのもので、ものすごく愛らしい。しかしハラヘリすぎてマサル兄貴を喰らおうとするとは…「美味しそうだったからつい」(!)
アグモンの鼻の穴が見ようによっては目に見えて、逆にララモンの目が鼻の穴に見えてしまう恐ろしい目の錯覚。ララモン、怖い…慣れてしまえば…何とかなる…かな…
アグモンをカエルだと思い込んでいたマサルのアホさ加減に「コイツ本物だ」と思いましたが、「喋るカエルがどこにいるのよ」のヨシノさんのツッコミも妙にズレている気がします。ツッコむところはそこじゃないような…。この変なセンスも、結構好きです(笑)
ヨシノさんがあっさりタイプのお姉さんで胸きゅんきゅんです。こういう女の子キャラ好き。「最悪なんですけど!」の口癖も可愛くて良いね。マサルより年上さんなのもポイント高し。早速コーヒーゼリーおごらせたり、「君、待ちなさい!」の口調とかもすごく良くて、なんかもうヨシノさんイイなー。
まさか「リアライズ」の単語をまた聞ける日が来ようとは。デジモンを屋外に連れ出す時は、デジヴァイスに収納(?)するのでしょうか。
特殊部隊「DATS」が「DAIS」に見えて仕方ない福井晴敏ファンのHOPEです。
ま…紛らわーしーい…!(私だけですか)
DATSの面々もツッコミどころ満載で、近代的な設備なのにモンが運んできたのが湯飲みに緑茶というギャップとか、薩摩さんの「そう息巻くな!」の科白とか(なんで科白がいちいち族っぽいんだ笑)もうネタ提供としか思えないのですが、キリがないので2話以降おいおいツッコんでいこうと思います…。
バトルシーンはもう少し迫力が欲しかったけど、モン同士の闘いよりも、コカトリモンに突進していくマサルさんがインパクト絶大で、どうしたもんかと思いました。素手でパンチ…!拳からデジソウルなる物が溢れ出したかと思うと、いきなり謎の老人が登場、唐突にマサルにデジヴァイスを渡して下さいます。
視聴者置いてけぼりのこの急展開! 笑。
マサルさんの迷科白が満載でしたね。マサル語録。
「俺のシマを荒らす奴はゆるさねぇ!」
「男のケンカは常に命懸け!死ぬ事をおそれた時点で既に負けてるんだよ!」
う〜ん、アホですね!(笑)愛ある熱血阿呆野郎です。
「よくもオレの子分をぉ〜〜!!」
子分が濡れ衣着せられた上に痛めつけられて怒りが最高潮。でも良く考えたら、DATSは人間に被害を加えていたのはアグモンだと誤解していて「危険デジモン」としていた訳で、でもあれやったのマサルなんですよね。最初の時点でアグモンに濡れ衣着せてた張本人はマサルなんですが。でも気付かずマサルに懐いているアグモン(というかその事すら分かってない)…アホコンビ可愛い。
主人公ペアがすごく生き生きとしていて魅力的なので、作品全体にパワーが溢れていると思います。面白くなりそう。
「こういうアニメなんだよ慣れてねみんな!」と云うスタッフの心意気を感じました。ついて来れない奴は置いてゆく。
いいだろう、一年間付き合ってやろう!私もテレビの前で熱く男らしく誓ったのでありました。