第2話 『燃えろ怒りのデジソウル 闇にひそむフライモン』
2006年04月14日(Fri)
各話感想
1話の熱気も冷めやらぬまま、2話突入です。
おぉ、八島作監健在。作監云々、作画をチェックしてしまうこの感覚、久しぶりだな…(笑)
DATSでデジタルワールドに強制送還されるデジモンを見たマサルはアグモンを自宅で匿うことを心に決めます。やっぱり拾った捨て猫は家に連れて帰るタイプの人だった。この時点でも、まだ友情より人情ですね。まぁ、アニキと子分の関係ですから。
あれよあれよという間にサクサク話が進んでます。多少の疑問を感じても、DATSが「こういうものですから!」と云ってしまえばそうなるのである。すごい強引シチュエーション!
デジモンを取り締まる目的の組織が個人情報入手、監視と銘打っての居候など、行動が度を超し過ぎ。プライバシーも何もあったもんじゃない。絶対防●庁管理局が絡んでるんだよ!(福井小説読みすぎ)
果ては記憶操作まで行っているなんて、もはや人権の侵害です。
正直、デジモンよりもDATSのほうがよほど危ない存在だと思います。
「デジタルゲート、オープン!」や、デジシリーズお約束の「デジモン隠しに四苦八苦」など、歴代シリーズを見てきた人にはちょっと嬉しいファンサービスが盛り込んであって楽しいですね。
しかし、歴代主人公たちが散々苦労したデジモン隠しが、セイバではデジヴァイスに収納できる機能のおかげであっさり解決。
データ化して収納しているというのは納得できますが、閉塞感やストレスは感じているようで、ちょっと可哀想。勝手に飛び出したアグモンをヨシノさんは珍種なのねと片付けていましたが、本当はララモンも我慢してるだけちゃうんか。デジモンは専用の餌しか食べないというのも人間の食事を与えたことがなかっただけだし、実はDATSあまりデジモンの事分かっていないんじゃぁ…。退治したデジタマを強制送還したり、単なるデータ上の生物だと割り切ってる感はありますね。自分のパートナーに対しては情がありそうですが。
マサルは「今日からこいつウチで面倒見るからー」と云う軽いノリで家に連れて帰るもんだと思ってました。母親に対してあんなにテンパりながらアグモンを隠すとは。
家に帰ってからのマサルは割と常識人になっててちょっと意外でした(笑)
あぁ、お母さんの方が天然入ってますよね。小百合さん、すごく若いお母さんなんですね。普段は単純な熱血少年マサルもお母さんのペースにタジタジな感じ。弱点というか。良いな〜。
妹のチカちゃんも登場。結構あっさりした妹でした。普通の兄妹のスタイルです。別に八神兄妹のような雰囲気を求めていた訳ではないですけど(笑)
大門家も色々と謎ですねぇ。一番の謎は失踪してる父親の存在です。気になるよねぇ(笑)後々ストーリーに絡んでくるのかな。
「夫婦喧嘩は犬も食わない」のところでヨシノさんは年上の余裕で軽く流して欲しかったなぁ。一緒の部屋で就寝しても平気な辺り何とも思ってなさそうですけどね。2話の時点のカップリングフラグなど、デジモンシリーズでは何の根拠もないことは、歴代ファンなら予想できることです。と云うか今の時点ではストーリーのツッコミどころが多すぎてカプとか全然考え付かん(笑)メインキャラが少ない事もあるけど。
ヨシノさんは18才なんですよね。マサルの登校にも監視で付いて来ていたので、学生ではないのかな。高校卒業して今はDATS隊員?ヨシノさんとララモンの出会いや入隊エピソードは今後やって欲しいですね。どうもララモンはつかみにくい…性格も見えてこないし。優等生タイプなんかなぁ。
サンフラウモン進化お披露目。早速やられてしまっておりますが…フライモンが昆虫型だから植物型のサンフラウモンでは不利だったのか?詳しくないんですけども。
今週もマサルがデジモン相手に立ち向かっている!毎回デジモンに拳を振り上げないとデジソウルが沸いてこないのか?!そのうちヨシノさんのように自分でコントロールできるようになるのでしょうか。歴代シリーズでもデジモンと人間が一緒に闘うために色々と工夫を凝らしきましたが、今回まさかそのまんま自分でデジモンに突っ込んでいく主人公が来るとは思いもつきませんでした(笑)でも、いいですよね、これ。一緒に闘っている気持ちがダイレクトに伝わりますし、何より見ていてスカッとする爽快感があります。
1話に続き、唐突に謎のおっちゃんが登場。マサルをDATSにスカウトします。
…もしかして、このおっちゃん、ジャ●ーズ事務所におけるジ●ニーさん的ポジションのお方なのだろうか(例えがわかりにくい)
夜の飼育小屋でのマサルの爆弾発言は確実に同人誌のネタにされそうなので敢えてツッコまずにおくよ(笑)
来週はトーマ&ガオモンですね。ラストでちょこっと顔見せ&意味深な科白で次週に繋ぐあたり、お約束お約束。マスター!(笑)マサルとの衝突が楽しみです。