第31話 『天才対決! トーマvsナナミ』
2006年11月18日(Sat)
各話感想
・・・なんか、すごいアニメを見てしまった・・・
て感じでした(^^;)
何というか、すごい、別のアニメみたいだったな〜☆
予告の時点で、作監さんすごく張り切ってるな・・・と云う雰囲気はプンプンしてましたが、まさかここまでとは…。竹田さんー。以前のシリーズでも、かなり気合の入った作画をされてた方ですが、中鶴絵では物凄く浮いてたんですよね…影のつけ方とか、妙に髪がさらさらだったり、目がキラキラだったり、女の子キャラに胸があったりとか…拘るところはそこではないのではと思ったりしてましたが(汗)
中鶴絵ではそれでもセーブされてたのだと思います。でもセイバ絵だとこの作風は割と違和感がないのか、かなりご自身のカラーを出しまくっておられるような気がします。
とにかく、ガオモンかわいそうとか、ナナミの睫すごいとか、トーマさんの顔が怖いとか、ヨシノさんの胸が特盛とか、きわどいアングルで絶対見せないナナミのぱんつとか、ツッコミどころが多かったです。
ナナミの戦闘シーンの動きはすごいと思います(動くアニメ大好きなので)あと、ヨシノさんのおっぱいは大歓迎です
ただ、演出とか、全体的に、かなり間違った方向に拘りすぎてたと思います…(笑)(うへぇ)
私、デジシリーズは基本的に親子で楽しめるアニメ、子どもが安心して見られるアニメであって欲しいと思っているので、今回の絵柄や演出は、アニメファン的には美味しいし私は楽しめましたけど、ちょっとうーんどうかなーとも思いました。私が見たかったデジモンとは少しずれてるかなーみたいな。(セイバーズ、好きなんですけどね)
何というか、アレだ、
すごく如月とジョンヒだった(亡国のイージス)
まさかここに来てこんな展開になるとは・・・!(←その科白、もう何回言ってるんだ)
トーマ…!
1クール目であまりにあっさりマサルと意気投合しちゃったから、ここにきて亀裂が生じるとは思っていませんでした。先週辺りから意見の食い違いがあって、少しずつ歯車が狂っていましたね。そしてマサルがデジモンたちに救世主扱いされて、マサル父の英さんの存在も絡んで…先週、皆から尊敬される父親を持つマサルに、初めて自分が嫉妬している事を知ったトーマがとても切なかったです。「そうか、僕は嫉妬しているのか」と、自覚が持てなかったと言うのがまた深いです。
今までのデジシリーズで、家族の絆は描かれていましたけど、「英雄の父親を持つ主人公」と言うのがこう云う形で話に絡んでくることってなかったので、結構新鮮です。
ナナミさんがトーマを誘惑するまでに、あまりトーマが天才だと言う設定が生かしきれてなかったのが残念です。トーマ、マサルと会うまではDATSでもかなり優秀な隊員だったと思うのですが、その辺りの描写が全くなくて、マサルに振り回されてるイメージしかなかったから、天才と言われてもピンとこなくて…作戦を立てたり予測や確率で指示を出したりと言うのは、天才とは云えないような気もするんだよなぁ。
ナナミが天才というのも今回で初めて知ったので(汗)、唐突な感じも否めませんが、天才対決と言う構図はすごく魅力的でした。
3人組の中でナナミはヨシノと女性同士で対決するのかな、と思っていたら、対トーマだったのも面白いと思いました。
この二人が並ぶと、独特の色気があって、ちょっと妖しい雰囲気がありますよね。この辺、かなり狙っていると思う。
今回のもバイオロトスモンvsミラージュガオガモンと言うよりは、ナナミのトーマへの精神攻撃の度合いが強かったし、それがすごくいい味を出していました。ナナミの進化は「お色気デジモンに進化してくれないかなー」と冗談で言ってたら、本当にそうなったので吃驚した(笑)
ところで、「マサルがムチャを押し通すのは、トーマを信頼しているからだと思うけどな」と云うヨシノの科白、私すごく好きです。
ナナミはトーマに「誰もあなたの事をわかってくれない」と迫っていましたけど、ヨシノはちゃんとトーマのこと解ってくれてるのになぁ…と、それに気付いていないトーマに少し切なくなりました。前回自分が嫉妬してる自覚がなかったことも含め、トーマは相手とのコミュニケーションが苦手のような、相手に自分のことを理解してもらえないと思い込んでいるような、そして自分も相手に壁を作っているような…そんなトーマの不器用さを感じました。
そう云えば、トーマは幼い頃目の前で母親が死ぬといったかなり辛い過去を持っているのだし、父親とも確執がありそうだし、天才ゆえの孤独だけではなく、いわゆるデジシリーズ共通の「心の闇」をとても強く持っているキャラなのかもしれません。
そして今回の戦いが、今後のトーマの方向(もしかしたらトーマが裏切って敵になるかも的な展開)に続いていくとしたら、この回はかなり強い意味を持つターニングポイントですよね。そういう点でも、この回が異様な雰囲気があるインパクトのある演出にしたのも、効果がある気がします。
…で、ヨシノのあの科白で、トマヨシSS一本書けちゃうような気がしました…なんかヨシノさんにトーマを癒してあげて貰いたいよぅ。トーマ切ないよー。
暗くなりそうなので話題変更。
トーマと入れ替わってすっかりマサルと仲良くなったイクト。
「さっきから同じ登場の仕方だ!」に笑いました。すごい潔い使いまわしだ!(あれ、自虐ネタですよね…?)
次週予告に萌えた!
ナナミお色気デジモン進化に続き、「イワン、もっとヨシノさんに言い寄ってくれないかなー」とか云ってたら、それも現実になりそうな予感!(笑)
あーでも、そんな時にトーマはブルー入ってるよ…(トマヨシとしてはがっかり)と思ってたら、ララモンが意気込んでる(笑)「ヨシノの隣にいてもいいのは私だけ!」とか爆弾発言言ってる!ヨシノに近づかないでー!って(笑)
これはララヨシと見ていいか。
百合だ…百合っぽいよ!(笑)ヨシノスキーとしてはヨシノさんがみんなにモテまくりなのは大変嬉しいです。
わー、次週、楽しみ!