〜火の神 アグニ編〜 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コクビャクも倒したことだし,これでアグニも岩戸から出てきてくれるでしょう,と思っていたのですが出て きてくれません.中々強情です…. 昴「アグニさま…岩戸の中にいらっしゃるのでしょう…? ニニギを倒すためにはアグニさまの力が必要なのです!アグニさま!!」 【アグニの声】 昴「えっ…高天原に争いを持ち込んだって!? でも元々はアグニさまとニニギの姉弟ゲンカじゃないか!!」 【アグニの声】 昴「そうだよ.地獄門の封印を解いたのは人間たちだよ!!」 【アグニの声】 昴「おかしいよ,そんなの!!アグニさま!!ニニギの創った人間は完全じゃないけど命じゃないか!」 ここで,岩戸が少し崩れだします. 昴「火眼はそんな人間の命を守ろうとしているんだよ!!」 さらに岩戸が崩れます. 昴「そうだよ人間はおかしな所もあるけれど…いいところもいっぱいあるんだよ!! うまく言えないけど,愛や優しさ,そして助け合う心.アグニさまも見ていたでしょう. 昴の目を通して地上の人間を!!火眼を!!」 【アグニの声】 昴「アグニさまにニニギと戦ってほしいわけじゃないよ!火眼に貸してあげてよ!! ニニギと戦えるだけの力を!!人間たちを守るための力を!!アグニさま!!」 ここで完全に岩戸が崩れ,ついにアグニが姿を現しました.昴お手柄です. アグニ「火の一族の妖精…昴よ….お前の話はよく分かりました…. だが…本当に人間はそれほど良いものなのか? 人間は自分のことしか考えず争いを好む愚かな生き物ではないのか? だが…お前たちが言うように人間がすばらしいのなら… しばらく生き延びさせてやることを考えてみましょう…. 火眼よ!!火眼よ…お前の力を見せてもらいます……. 昴が言うように人間たちを守れるかどうか見せてもらいましょう… さあ火眼,剣を手に取りなさい…」 アグニはそう言うと,火眼に再び『アグニの剣』を与えます.それにしても話を聞いていると一体何様? と思ってしまいます.ほんとに…ただの姉弟ゲンカだとしたら,自分で解決してほしいものです…. アグニ「火眼…よく聞きなさい.剣は所詮,道具でしかありません. その剣を持っていってもニニギを倒すことはできません.砕かれたあの剣のように…. その剣に心を…心の火を入れなければ真の力は生まれないのです. 火眼…この剣に命を入れるのです.『天の狭間』にあるアグニの火を. そしてアグニの火をその剣に入れることができたなら…お前を認めましょう. 火の勇者として…さあ行きなさい火眼!『天の狭間』へ.」 白い光に包まれ,火眼はその場から消えました. 昴「アグニさま!!火眼1人で行くの?」 アグニ「そうです…昴…….これは火眼の試練です.あなたたちが力を貸すことは許されません.」 昴「火眼…」 所変わって舞台は天の狭間です.ここからは火眼が1人で進まなければいけないようで,結構つらいの ではないでしょうか?溶岩の上の橋に火眼はいます.まずは石造から火が噴き出すトラップのようですが 全然問題ありません.よけながら次のフロアに突入です. 次のフロアは踏むと火が噴き出したり,入口に戻されたりする床です.少々ダメージを受けましたが問題 なくクリアできました. 今度は,鉄球が転がってくるトラップ+敵が出ます.これは結構問題です.鉄球が問題なのではなくて, 敵です!低段なのに加えて,敵は2体でこちらは1人….おまけに,これまであてにしていた道具も使え ないとあっては回復がままなりません.何とかクリアして次のフロアへと向かいます. ここは簡単!炎が天から降り注いできますが,立ち止まらずにただ真っ直ぐ進むだけでOKでした. 次のフロアに進むと,何と周りから床が崩れてきます.中央に立っていた火眼は,なす術なく一気に暗闇 の中に消えていきます.万事休す…と思った瞬間,手助けすることを禁じられていた昴が火眼を助けて くれました.そんなことをしてしまって大丈夫なのでしょうか? アグニは昴の行動を理解できないようです.なぜ昴が神である自分の言うことに従わないのかが分から ないと…. 水貴「昴は自分の意思で火眼を助けに行った. 昴は昴なんだよ!!アグニ!!あんたじゃないんだ!! 私は地獄の者だ.でも…ニニギを…捨てたんだ!!私は水貴だ!ニニギじゃないんだよ!! アグニ!!あんたもニニギも!!同じだ!! 自分の創ったものを支配して,気に入らなきゃ消す!神なら許されるのかい!! そんなのおかしいじゃないか!!そんなのは神様じゃない!!誰が認めるもんか!!」 アグニ「天神…いや水貴.お前も行きたいのですか?火眼を助けに…」 水貴「ああ私も…そして天神もね.」 アグニ「いいでしょう.お前たちの意志に任せます.」 その頃,火眼と昴は最終フロア・アグニの火の祭壇前にいます.しかし,祭壇には結界が張られていて アグニの火を目の前にして足止め状態.さらに悪いことに火眼たちの後ろから橋が崩れ落ちてきます. 早く結界を破って祭壇まで行かないと溶岩の中に真っさかさまです…という感じなのですが,また昴が 火眼を抱えて飛べば問題ないのでは?(今度はどこにも床が存在しなくなるので,それ程長い時間持た ないかもしれませんが…) そんな状況の中,水貴が到着.鏡の力を全開にして何度も結界に集中攻撃します.そして,床が落ちて しまう前についに結界を破ることに成功しました.さっそく火眼は『アグニの剣』に『アグニの火』を入れる ことにします.すると,アグニの剣は『ヒガンの剣』になるのでした. 高天原大社に戻った火眼たちを向かえるアグニ,ヒガンの剣を見たアグニは昴たちにも武器を与えます. 『スバルの玉』と『テンジンのかがみ』です.当然それぞれに装備させました.これで,ニニギと戦える力 を手にしたので,竜王国へ戻ろうとしたその時,地面から黒い影が実体化していきます.何と,コクビャク が生きていました.力を蓄えていたようで以前とは姿が違っていてそれも巨大.どうやらこれがコクビャク の完全体のよう.コクビャクとの再対決です. |
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クジャクの石:消費技80%,ツルの石:毎ターン体・技12回復 |
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サガン,ウガンは防御力がほとんどないのでかなり助かります.おまけに,今しがた手に入れたそれぞれ の武器は,通常攻撃をすると全体ダメージです.快適にダメージを与えられます. 敵の攻撃は,コクビャクがダメージを与えてきて,サガンがこちらの技を吸収してきたり,ウガンが力UP したりします.たまにコクビャクが『地獄の息吹』で約1200の全体回復をしますが,気にせずダメージを 蓄積させて倒しました. 戦闘後,火眼が42段,昴が42段,水貴が42段に上がりました. |
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戦闘に勝利しても,まだしつこくコクビャクは立ち上がろうとします.『ヒガンの剣』の力でコクビャクを完全 に消し去り,高天原を後にしてニニギがいる竜王国へ向かいました. |
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