■2004年01月
| 記憶回復運動 |
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■雑記
tbs-i
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番長のblog に教えられて、『諸君』に載っている記憶回復運動に関する記事をたち読む。内容としてはPTSDやACやトラウマといった概念の無根拠な拡大解釈、『論座』に載った関連記事が結局イデオロギー的な側面でしかこの運動を見ていないことについての文句、そしてラディカルフェミニズムへの文句といったものからなる。PTSD云々はまず順当な内容。『論座』の記事についてはその記事を読んでないのでなんともいえないが、『論座』に寄稿するような人がいかにも書きそうな内容であるとは思った。つまり事実はイデオロギーによって決定されるとまじめに考えている人が書きそうな内容。ラディカルフェミニズムについてもまあ順当だろう。あれは思想を実生活に生かす(これは必要とされていることではあるが)やり方としては、一番悪いやり方を取ってるんじゃないだろうか。後者二つの話題に関しては、後でもう少し展開して書きたい。ちょっとここで書ききれる気がしない。
でもって番長が「終わったと思ったネタ」と書いているが、私が(番長のblogからリンクしている)その辺の話 を書いたころは心理学を専攻していたわけで、そうじゃない人よりはかなり早く知っていたわけだ。だからこの「終わったと思った」タイムラグと言うのは、専門知識が一般的なところに伝播する時間と考えて良いんじゃないかしら。その時間は、「その問題の巷での重要度」×「その分野の蛸壺度」に比例するんじゃないだろか(蛸壺度と言う言い方がいやならば専門性の高さと言っても良いけど)。全然雰囲気だけで書いてるけど。例のACCSの朝日一面の件は、重要度高だったけども蛸壺度大なので、これだけ遅く記事になったわけだ。ということは、この記憶回復運動の記事が出たということは、カウンセリング現場に記憶回復運動が現れてきているということなのか? 実際AC概念を自分のを甘やかすために自称しているやつらはすでにぞろぞろいるしな。
そういえばサラ・パレツキーのウォーショースキーシリーズにも、精神科医の言うことを曲解して、自分のわがままな性格も幼児体験のせいなので自分のせいではない、なんて事を主張する人物が出てきて、ヴィクがくらくらしている描写があったっけな。 |
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・ bossgoo 6月20日(Fri) 17時 ■ | | Generally refers to the version of AIR JORDAN1 used to receive foreign trade orders, which is sent |
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| 『声に出して読めないネット掲示板』 |
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■読書メモ
tbs-i
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 | | 『声に出して読めないネット掲示板』 | | amazon/bk1 |
『声に出して読めないネット掲示板』を読んだ。2ch で去年の夏に祭りになった「折り鶴OFF」の経緯の紹介を軸にして、ネット掲示板から見える現代世相を描こうというような趣旨の本である。まあ「折り鶴OFF」についちゃ時事ものなんで、ここではあまり触れない。以下引用はblockquoteタグで囲む。かぎかっこなどは特につけないので、blockquoteタグを特に視覚化しないブラウザでみる人は気をつけて
まず筆者は、2chなどのネット掲示板には様々な差別的な書き込みがあるが、特定の差別的な書き込みはほとんどないことに気づいたことを述べる。それは「貧乏」についてのものである(これは私の実感とも一致する)。これはつまり、掲示板に差別的な書き込みをする人のほとんどは、所得は高くないということではないかと筆者は推測する。よくある差別的な書き込みの内容と照らし合わせてみると、そういう差別的な書き込みをする人は「在日ではなく、女ではなく、低学歴ではないものの、しかし、低所得な人間」とではないかと推測される(pp.8-11)。 でもって、掲示板によく書き込んでいる人々はある程度戦争という行為を(消極的にせよ)支持している。しかしそういう「無教養な田舎者」(低学歴ではない=無教養ではない、と言うわけではないのだよ)が戦争に出ていくとどういうことになるのか、と言う流れで、筆者はビートたけしの発言を引用する。
(戦場でのレイプなどの戦争犯罪について)地位も名誉もない奴が、ただ戦場で進軍して勝ったと思った瞬間に何をやるか。こう言う奴等(引用者注:無教養な田舎者)がやるんだよと思ったもん(p.16)
2cherは自分が2cherであることを隠したがる事が多いのだが、それについて筆者は、2cherは2cherであることが周囲にばれたら、自分の評価が下がると思っているらしいと推測している。そしてそれについて、
そもそも、それほどに高い評価をもともと得ているとは思えないのだが。 だが、「自身に対する客観的な評価(=大したことない)」が見えていないからこそ、社会が「階層化」しても、その結果、自分が「ロウアー層」に分類されていても、気づかずにいられるのかもしれない(p.73) と述べている。つまりいわゆる「負け組」である低所得層が、女性であるとか在日朝鮮人であるとかを差別するのは、自分がそういう「負け組」であることに気づいてないためではないかと推測しているのである。 まあでも自分がそういう「負け組」に入っていることを(どれほど意識的にかはわからないけど)自覚しているからこそ、そういう差別的書き込みをするんじゃないかと私は思う。論理展開は面白いんで結論がちょっと違う感じでも評価はするけどね。
後半ではその「負け組」という言葉自体についてや反戦思想について書いているが、これらについてはまたそのうち。ただ、筆者は素朴な反戦思想(=戦争は人が死ぬから嫌だねえ)の立場を取っているというが、これについては「じゃあ無法者が勝手に戦争をしかけてきたときにはどうするか」という反論にどう答えるかが今は問題になっているのだと思う。そこまで話を進めて欲しかった。
その他気になった文章。
匿名で発言できる掲示板の中でしか「正論」「真っ当な意見」を言えないのが現在の日本の現実であり、問題点なのではないか(p.59)
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| ■コメント■ |
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・ Carson 4月23日(Sat) 18時 ■ | | HEjLDwJQPSfBkAggY |
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