〜オープニング〜
世界の果てにジパングあり.かの国には6つの国が輝くように寄り添っていた.

説明とともにジパングの全景が映し出され,舞台は竜王国へと移ってゆく.
そして重々しい雰囲気の中,弟王と呼ばれる男が竜王国の王に迎えられた.
しかし,弟王は兄をさしおいて自分が王となるのをためらっている様子…
「永遠の火が弟王様を選んだのです.」と部下は言う.
ジパングでは古くからのしきたりにより,永遠の火を宿した者のみが新王となることができる.
その永遠の火が弟王を選んだのであれば彼は正当な王位継承者.
弟王は新王になるのだった…

竜王国のとある一室.兄王が一人でぶつくさとつぶやいている.
そこへどこからともなく人外の声がこだまし,兄王に語りかけた.
その声の主はニニギ.兄王は言う.「本当なら自分が竜王国の王なのだ」と.
そして兄王は自らががジパングの王となるため,ある決断をするのだった…

舞台は移り,600年前に封印されたといわれる地獄門.
地獄門の扉には1本の剣が差し込まれて閉ざされており,門の前では2人の兵士が見張りをしていた.
不意に1人の兵士が倒れ,動かなくなる.
闇の中から現れたのは何と兄王.その右手には血のついた剣が握られている.
そして,もう1人の兵士も兄王の手によって殺されてしまうのだった….

さらに,兄王は地獄門を封印している剣を引き抜いてしまう.
同時に,地獄門の前にある6神獣の像は全て破壊され,封印が解かれた地獄門は開かれる.
地獄門から出てきた『何か』が兄王の中に入ってゆく.恐らくこれがニニギ.
そこへ弟王が現れ兄王を問い詰めるが,地獄門から出てきたニニギにとり憑かれた兄王によって
殺害されてしまうのだった….

地獄門からは,ニニギが率いる地獄の者たちがジパングへと流出.
さらに地獄門を封じていた剣はニニギの手によって地獄の底へと放り投げられてしまうのだった….

そして100日が経過し…
打倒!炭仙人編
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