[ 粗筋 ]
> NO.01 宇宙の使徒
詳細不明の女性キイ・マスターと宇宙船ゼクロスは、謎の戦艦に攻撃されていたエルソン船ルータを助け、護衛につく。目的地:ホログラム技術の進んだ惑星フラクサスIII
は、〈宇宙の使徒〉と慢性的な戦争状態にあるというが。 |
> NO.02 調整者たちの暗躍
エルソンの宇宙ステーション、シグナ・ステーションの探偵フォーシュ・ファンメルは、事件の予感を抱き、捜査を進める。その目の前に現われたのは、〈宇宙の使徒〉の司祭、そして《時詠み》。さらに、裏では調整者が暗躍していた。 |
> NO.03 二重螺旋
キイは花束を持ち、ゼクロスのデータバンクにもない、ある惑星を訪れた。ゼクロスを置いて、「墓参りに行く」と、姿を消すキイ。いつまでも戻ってこない彼女を探し始めたゼクロスは、次々と信じられないことを見聞きする。 |
> NO.04 異変の明日
キイとゼクロスは、久々に拠点の惑星オリヴンで休暇を過ごす。一方、ギャラクシーポリスのロッティらはエリエルからオリヴンへの廃棄物輸送船をテスト飛行のルータとともに護衛。そこへ、AS搭載戦艦が現われ……NO.09へ続く。 |
> NO.05 正義という名の悲劇
脳の活動を制御するマイクロチップ、ニューロ・オペレータ−の装着を義務付けられた惑星バリキュウム。ここには制御されない感情を求める若者たちもいた。ロッティたちはある事件の犯人を追ううちに、レジスタンスに会うが。 |
> NO.06 0視界の攻防
ネラウル系の自由都市ネスカリアは、海賊や船の墓場など、いくつもの問題を抱えていた。ネスカリアを訪れてクリズリー商会の仕事で届け物を済ませたキイは、商会と対立する
、衛星ミルドの者に出会う。 |
> NO.07 戦場の聖夜
中央世界に近い惑星ソレイトンでは、アルパとテネシアの両国が国交断絶の状態にあった。ルータは内乱が続くアルパに物資を輸送することに。一方、キイは《時詠み》と、ゼクロスはある少女と、密談を交わしていた。 |
> NO.08 鉄の棺
謎の老婆が語る驚くべき過去『鉄の寝台』、キイとゼクロスがレースに参加『風のない空』、《時詠み》がギャラクシーポリスの本部に現れる『正義の否定者』、ルータに意外な贈り物?『氷の沈黙』の短編連作調4本立て。 |
> NO.09 背徳者たちの出発
第四話より。調整者の陰謀で危機に陥ったキイとゼクロス。そして、その危機を知ったGPのロッティとランキム。彼らはついに、最大都市フォートレットへと旅立つ。その時、誰かの祈りが、一部の者たちの心に響いた。 |
> NO.10 朱に続く道
フォーシュは調整者に会うため、ビリー・フットに協力を求める。ロッティも情報を入手し、動き出す。中央局の第3ビルでパーティーが開かれるという。罠と知りつつ、キイ、そして《時詠み》もまた、パーティー会場に向かう。 |
> NO.11 それぞれの決断へ
ビルから脱出したキイたちは、ビリー・フットから司祭長のいる宇宙船の情報を入手する。一方、郊外でキイたちの帰りを待つゼクロスとユールの元に、調整者の魔の手が迫っていた。 |
> NO.12 長い記憶の回帰
〈宇宙の使徒〉の司祭長の聖船に侵入したキイとフォーシュ。また、《時詠み》もその内部に潜入していた。調整者との対面、そして次々と明かされる陰謀。今、一つの戦いが始まり、そして幕を閉じる。 |