2003/04/13 (日)
●立派なアカムツじゃありませんか!
●アカムツ3連釣 来週マリーナで釣り大会&焼肉パーティーの企画があるのだが、釣りの時間が短い上にアコウダイやアカムツは審査の対象外になる様子。打ち合わせではそれに備えて近場のアマダイ、カワハギ、シロギスあたりを探ってみようということになっていた。だが、今日もうねりこそ大きいもののほとんど無風で深場もねらえそうなコンディション。T漁労長と私は「とりあえず」などと言いながら結局南に向かったのだった。最近不調のアカムツポイントだが、Tに数分遅れて投入したのが良かったのか私の1投目に明確なアタリ。巻き上げるとグイグイと元気な引き。「アカムツかも」との期待が高まる。水深310mからあらわれたのは本当にアカムツ、40cm1.1kg。Tのお株を奪う朝一番のアカムツゲットだ。その後もアカムツのピンポイントをねらって近辺の300〜340mを攻め、2、3投目も同じような感じのアタリに続く下から上まで弱らない引き込みは、38cm、33cm級となんと私はアカムツ3連釣!2尾目はイカエサにヒットだ。一方Tは自作の仕掛けのハリスを長めにしたのが裏目に出たのか、今日は空振りが多い。大きなうねりの中で船が上下する中、午後2時近くまで釣り続けて500m以深もトライしたが後半はチゴダラ、ギス、トウジンのみだった。3尾目のアカムツは妙にエラが張った顔をしていると思ったら案の定、大小2尾のタイノエに寄生されていた。アカムツは白身なのに脂がある美味しい魚。刺身、煮付けに味噌仕立てのあら汁といずれも好評。さらに肝と卵も湯通してから少し凍らせてルイベで食べたが、特に肝はカワハギの肝を上まわる美味さ。それにしても今日の釣りは、珍しく名人をさし置いて私の独壇場であった。
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