撥鏤(ばちる) この工芸は天平時代に象牙を紅色や茜で染めた工芸技法です。 撥鏤技法の起源は明らかではありませんが、中国・唐代(8世紀)に盛んに作られていて、日本では奈良時代に隆盛しました。正倉院宝物にはこの技法が施された撥鏤作品が数多く収蔵されています。
45年古代茜染一筋にして来た私は、この天平時代の工芸はいつかやってみたいと思い続けていまして、若い頃に一度だけ象牙を茜で染めた事が有りましたが、今は象牙は手に入らないので、今回は鹿の角を使って奈良天平時代の古代工芸を復元して、帯止めやネックレスお守りなどを作りました。
黄金繭を手紡ぎ手織りした布に数ヶ月かけて茜染更紗に染め上げてなおそれに柿渋染め重ねした布で作った(マイぐい呑み袋)
マイぐい呑みをぶら下げて呑みに行こうという洒落
友人の陶芸家作のぐい呑み付き15,000円
黄金繭を手紡ぎ手織りした布に数ヶ月かけて茜染更紗に染め上げてなおそれに柿渋染め重ねした、新作バックです。皮と布の中間の質感で、まったく新しい素材です。
(横35センチ×縦23センチ)
48,000円
黄金繭を手紡ぎ手織りした布に数ヶ月かけて茜染黒更紗に染め上げてなおそれに柿渋染め重ねした、新作バックです。皮と布の中間の質感で、まったく新しい素材です。
(横35センチ×縦23センチ)
45,000円